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Welcom to Essay by Dan !

2005年を素晴らしく、かつ

有意義にしたいと祈念いたします。

Hubble撮影のフォトン・ベルト実写画像です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   日記風エッセイ(18)
   



2月10日(木曜日)


「電車男」



インターネットを使った掲示板での、他人の書き込みの遣り取りは、第三者が読んでも大変に面白い。これは使えるとかねがね思っていて、実は、自分の掲示板に来た面白いのはコピーしてファイルを作って、ここ3年前から残している。その相互の書き込みをそのまま活字にして、一番最初に出版されたのが「電車男」という題名の本だ。しかも、よく売れているらしい。だから、二番煎じの「鬼嫁」という自分の妻のことを書いたのが、最近になって出版され耳目を集めているという。そう、着眼点が私の直感と同じである。



この記事を読んで、正直に言ってやられたと思った。これはいけると、思ったときに、先に行動すべきであったが、問題は、投稿者の相手の了解を取らなければならないことである。その為に、もたもたしている間に先を越されたという訳だ。もう一つの問題は、相手と私とのプライバシーが暴かれることである。仮名にしていても、その掲示板に来ている人達には、自ずと推測がつく。だから、正直に言って、相手に迷惑が掛かるだろうと思い、躊躇していた。



しかし、誘惑に負けて、その遣り取りをベースにした小説なら問題はないだろうと考えて、例のサークルに提出する小説として、思い立って書き始めたが、矢張り頓挫してしまった。心の遣り取りが余りにも鮮明に過ぎるから、相手に対して罪悪を感じた為だ。出版社が介在する場合は、相互に了解を取り付けて呉れるから手間が要らないし、編集もして呉れる。しかも著作権が発生するから、ペイで還元もして呉れる。



例のサークルの小説も、実はこれで行こうと考えていた。が、このまま行くと、義務感で書いて提出してしまいそうな気がしたから、自分を悪者にして例のサークルを思い切って脱退にした。今では、そうして良かったと思い、安堵している。ということで、ファイルしてある掲示板は未公開で手付かずのままで、相変わらずそのままになって封印されている。











クョスコニョ    [1] 
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