38.オリジナルのフラッシュ動画作成
先ず、次のサイトを開いて、ParaFla をダウンロードしましょう。
Freeものを探して色々と試しましたが、音楽が付けられて、しかも色々とアクションの変化が作り込めるのは、ここしかないです。しかも操作は容易です。
但し、ここにも注意書きがしてあるように、動作環境に、「ParaFla及びParaDrawの動作にはVisula Basic 6.0 (SP6) ランタイムが必要です。これは、たまたま既にインストールされているパソコンもあれば、インストールされてないパソコンもあります。私も、ここからDLして同じファイルに同居させています」 が必要になります。
操作方法は、ここのサイトに詳しく絵付きで説明していますから、省きますが、何点か大事なことで説明不足がありますから、順を追って次に書き出します。
(1)ParaFlaのDLは、そんなに難しくはないです。ブリーフケースに入ったアイコンをクリックすると自動解凍されて、ParaFlaのファイルが同じブリーフケースに作られています。それをクリックするとその中に、モミジのアイコンがありますから、それをデスクトップに送って表に出しておきます。
(2)ランタイムのSP6もDLすると、電子レンジのようなアイコンがブリーフケースに作られています。それをクリックすると自動解凍されて、収納先を聞いてきますから、同じParaFlaのファイルに入れておきます。ランタイムがないと、文字化けになるし何が何だか分かりません。また誤動作もします。必ずDLしましょう。
(3)さて、いよいよ作成に入りますが、その前にしなければならない大切な事が4つあります。それは、自分の作りたいイメージに従って、
@画像(必ずjpeg.にして下さい。gif画像は受け付けません。また、gif-animeではありませんし、拡大縮小ができますから、サイズは不統一のままでOKです。)の事前準備と、
A音源の用意をすることです。音源はMP3なら何でもOKですが、短めのものがよいでしょう。
B全部の用意が出来たら、それを例えばlancomなどというタイトルのファイルを作っておいて、そこに一緒に全部を入れておきます。このファイルごとを摘んで、ParaFlaに放り込むからです。
C余談ですが、フラッシュを黒バックにするときは、用意する画像は全部を黒バックにして、フラッシュを白バックにするときは、画像も白バックにすると、違和感なく背景に融け込みます。だから、画像のバック処理も事前に済ませておきます。これは、paintで容易に処理できますね。
(4)放り込むと左下の窓に個々のソースが表示されます。順序がバラパラになっていますから、クリックしてから上下させて順序を整えます。音源は一番上の方が良いです。
(5)次いで、その右下の箱の中の隅の方を右クリックして、一番上のイベントに追加を押します。すると右上の窓に、編集用のソースが順番に表示されます。これからが本番です。
(6)編集の前に、ツールバアのファイル、詳細設定で、swf生成時にhtmlを、にチェックマークを入れます。これは出来たswfを確認するときに便利だから必ずチェックを入れてください。
(7)更に同じツールバアの、プロジェクトのプロパテイを設定します。
@高さと、幅を作りたいフラッシュの画面サイズにします。必ずしも画像サイズにする必要はありません。
Aフラッシュの全体の背景は、その下の色彩バアを三本スライドさせてつくります。
Bその次に、FPSを20〜40にします。一秒間に出す画像の枚数ですから。数字が多いほどきめ細かい表現となります。僕の場合は、FPS=40にしています。
Cswfバージョンは、通常はSWF6のままでも良いですが、画像をオーバーラップさせたり高度な見せ方をしたいときは、SWF8にします。
そして最後にOKを押します。さて、いよいよイベントの編集に入ります。
(8)イベントの編集の手順が書いてないから、どうしても分からなかったのですが、今はマスターしました。右上の箱の中のアイテムをダブルクリックします。すると編集画面が出てきます。
先ずは、一番上の音源から始めましょう。編集画面の下の方の▼を押して、「ストリーミング再生」を選択します。これで音楽が画像に同期して始まり、終わり、そして再び始まることになります。もし、途中で終わりたいときは、終えたい画像の所をダブルクリックして同様にして、音楽停止にします。
(9)次いで一番上の、画像の所をダブルクリックします。頭に描いているような画像効果をイベントで編集することになります。まずダブルクリックしてイベント編集画面を出します。そしてフレームカウントに200とか300とかの大きい数字を入れます。(7)で指定したように1秒間に40枚ですから、200で5秒間かけて画像が動くことになります。じわっと動いた方が、らしくで良いです。下の方にも、始まりの位置と終わりの位置指定、回転動きの指定、濃度指定、速度などの色々なイベント要素を指定する画面があります。数字を入れてみていろいろと試しましょう。効果を見るには、右上のイベントプレビューを押します。見事に再現されます。
(10)さて、一つ一つの画像の動きを繋げるのは深度です。一番最初の画像を100番、その上に101、102と番号を順に打っていくと、全部が上、上に重なっていきます。つまり、下の画像上で、次の画像が動いてくれるというわけです。最大で250枚が重ねられます。
(11)出来たプロジエクトの全部は、右側に記録されていますが、それらは削除したり、コピーしたりもできます。更に保存が出来ますから、作業の途中でも終えて、次の日に続きをすることも出来ます。台本があるから、改良、追加もできることになります。
(12)この出来たプロジエクトを見るには、ツールバアのプレビューを押します。そして、スタンドアローン・プレイヤーを押しますとswf処理がされて、プレビューウインドウで動きを見ることが出来ます。ここでチェックをして、更に動きの改良を加えていくことになります。完成したら、ファイル、SWFの生成を押して完成です。このSWFファイルを
アップロードして、ネットに登場させることになります。
(13)完成していても、居なくても、途中でも、必ずプロジェクトは名前を付けて保存します。ParaFlaのファイルの中に保存されます。
(14)大事なことですが、一番最初に入れた写真を入れたファイルは、必ずそのままで残しておきます。完成したからと不要だと思って削除すると、もうプロジェクトの編集は出来なくなります。全部が連動しているから削除してはダメです。
(15)一番最初のプロジェクトから、同じ材料で別のFlashも作れますが、必ず名前を別に付けて、プロジエクトとして保存するようにしてください。
(16)一度画面に出した画像を、画面が進んできて或場面に来たときに消したいときには(私の文字画面はそうなっています)、そのプロジェクトの前の文字の行をコピーしておいて、そして消したい場面で貼り込みます。それから、出る方と止まる方の位置関係を逆にして数字を入れ替えれば出来ます。この場合、深度は前のママにします。つまり前の画面に戻って、画像の出入りを逆にする、というわけです。そのほか、いろいろと面白いことが出来ます。
(17)一番下の「ブレンド」では、画像そのものを、半透明にしたり、ハイライトにしたり色々と見せ方の工夫ができます。差の絶対値、にすると地の黒に黒バック画像の相互がとけ込みます。逆に、白の地色の場合は、乗算にすると画像同士が透けて下の色に溶け込みます。
(18)また、その写真を「ボタン」にすると、クリックしてフラッシュを「停止」したり「再生」したり、音を鳴らしたりと色々できます。この場合、どこを押すと止まったり、スタートするのか、というコメントも画面に中に一緒に入れ込んでおきますと、親切で分かり易いですね。
(19)元々の画像の影の向きとか、画像の角度を厳密に計算して見せるようにすると、らしくなります。それから編集画面の一番下には、スピード調整のスライド・ボタンがあります。右の方に引っ張ると、出が早くて、動きの最後が遅くなり、また左の方に引っ張っておくと、その逆で、出が遅くて手前が速くなります。星が向こうからこちらに迫ってくるときなどは、手前の方を速くします。
(20)画像の回転角度は、−にすると時計の反対廻りで、プラスでは右回りとなります。これも、出の方と、終わりの方と、両方で角度が作り込めます。色々と試してくみてださい。
(21)一番最初に入れた画像のファイルでは足りなくなったり、別のを入れたくなったりしたときは、アイテムの入っている場所をポイントして、右クリックすると、アイテムの追加がでます。そこでファイルからにすると、例えばマイピクチュアから開いて追加が出来ます。さらに、既に入れてあるアイテムをポイントして右クリックすると、複製して同じ画像をもう一枚追加できます。更にそれらをポイントしてクリックすると、イベントに追加できます。
(22)右のイベントの順序を入れ替えたいときは、その行をポイントしてクリックすると黒地になりますから、そこで切り取ったり貼り付けたりできます。
貼り付けるときは、黒地の一つ上に張り付きます。
こうして、イベントのコーナーでも、順序を変えたり、同じものを別の場所でもう一枚使うことも可能です。
(23)ボタンは、画像全体でなく、下地に乗っけている小さな目印にする画像にします。下地の画像全体にすると、誤動作してその次の下地の画像にでも反応して、ボタンの役割にならないからです。
(24)ボタンの機能の種類は色々ありますが、「音を停止」で音楽がストップします。再生にすると、画像も音楽も全体にスタートします。だから音楽だけのスタートはありません。
(25)リンクにすると、URLを聞いてきますから、下の窓にお目当てのサイトを貼り付けます。目印の画像をクリックで、そのサイトに到達します。戻るときは、プラウザの戻るで、フラッシュの一番最初の場面に戻ります。
(26)専門的なことも含めて、更に詳しい解説はここにあります。私も、もっか勉強中です。
http://parafla776.jog.buttobi.net/
カリビアンが住んでいますから、変なところを押さずに、左の目次の「MENU」だけを押して下さい。
(27)最後に大事なことを2つ。その一つ目は、一番最初に入れたファイルは中味をいじってはなりませんし、ファイルの中の画像を削除するとフラッシュの絵も飛んでしまいます。二つ目は、Palafla1.1とParafla1.3がありますが、互換性がありませんから別々にして仕分けをして、分類しておきます。それから、このパラフラのソフトも削除すると全部が飛んでしまいます。アップロードしたといっても、ウエブ上で、画像とソフトは神経のように繋がっているからだと思われます。ですから、これも触ってはいけません。
(28)スタート・ボタンの作り方----次の四段階で作り込みます。
@ラベル設定
<ボタン待ちループ>とします。 深度1
A画像にボタン設定する、そして
ラベルへジャンプ
<ボタンを押した>とする。 深度1
Bラベルへジャンプ
<ボタン待ちループ> 深度1
Cラベル設定
<ボタンを押した> 深度1
・・・・・・・となります。動かないときは、文字の間違えがないかも確認しましょう。
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